チェコで毎年行われる世界最高峰の大会「SUPER BALL」に2年連続で出場し、Battle部門で日本人最高位となるトップ8に進出したYo(Air Technician)。

5月にJFFC 2017を制し、現役の日本チャンピオンとして臨んだ今大会を振り返った。

 

– 昨年に引き続き2年連続の出場となりましたが、今大会を振り返っていかがでしたか?

去年と同様、プレイヤーとしてはかなり楽しめた大会でした。実力は関係なく、世界中のフリースタイラーが集まるイベントなので、もっと日本のプレイヤーにも参加してほしいと感じました。

特にバトルに関しては、どんどん競争が激しくなっていて、多様なスタイルが受け入れられてきている印象がありました。

大会全体としては年々コンテンツが充実してきていますが、まだプレイヤーのサポートや、ステージが滑るなどの細かなところは、これからの課題でもあると思いました。

 

– Battle部門では日本人最高位となるトップ8に進出しましたが、残念ながら怪我で棄権となってしまいました。

ダブルルーティンが始まってすぐに足をひねって、そのまま無理やり続行していました。どこでどう足をひねったかははっきり覚えていませんが、その後すぐに救急車で運ばれて病院に行ったところ、捻挫という診断でした。

今年は大会前から、優勝できる実力があると確信を持っていました。しっかりとした準備ができていた分、怪我での棄権は人生で一番辛い出来事でした。

 

トップ16まで進んだKazaneやTokuraさんはもちろん、応援してくれている皆さんの気持ちも、一緒に戦った日本チームの気持ちも背負って、僕がファイナルまで戦おうと決心していました。だからこそ申し訳ない気持ちと、隠してきたスタイルを出す前に終わってしまった喪失感で、ステージ裏ではずっと涙が止まらなかったです。

そんな中でも、支えてくださった現地のプレイヤー達や心配してくださった方々には本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

トップ16ではKazaneとの日本人対決が実現しました。

去年もIbukiさんとトップ16で戦っているので、「またか!」という感じでした(笑)日本人同士のバトルを世界に見せる機会はあまりないと思っていたので、日本のフリースタイルフットボールが世界に伝わってほしいという気持ちで臨みました。

 

ただ、バトルは日本人同士とか関係なく、1対1の真剣勝負なので、自分のやり方に徹して戦いました。いいバトルができたかなと思っています。

 

– 日本と世界のフリースタイルフットボールの違いはどこに感じましたか?

違いは正直なくなってきていると思います。日本はスタイル、海外はスキルと良く聞きますが、海外でもしっかりスタイルはあって、かっこいいプレイヤーはかなり多いです。逆に日本でもスキルを追い求めているプレイヤーはいます。

ただ、海外のプレイヤーたちはフリースタイルフットボールに対する思いや、好きという気持ちが驚くほど強いです。話している内容はフリースタイルフットボールのことばかりだし、時間があればずっと練習しているというイメージです。僕もそういうところは初心に戻って見習おうと感じました。

 

– 最後に、今後の目標を教えてください。

目標は世界一になることです。今年は10月からワールドツアーを控えていて、ここからが本当のスタートだと考えています。今後も皆さんに応援していただけるように頑張ります!