2008年にブラジル・サンパウロで行われた「Red Bull Street Style」。“フリースタイルフットボール界のワールドカップ”とも言える大会が初開催され、実に42カ国のフリースタイラーが参戦しました。

日本からは、国内予選を圧倒的な実力で勝ち抜いた横田陽介が、日本代表として本大会に出場しました。弱冠20歳という年齢で、独特なヘアースタイルをした“サムライ”は、大会前から優勝候補に挙げられていました。

その期待通りに、世界のフリースタイラーを次々と破り、横田陽介は決勝に進出。決勝では、フランス代表のSean Gaunierと対決しました。

Seanはペンや帽子を使ったエンターテイメント性の高いムーブを披露し、それに対して横田陽介は身体能力を生かしたダイナミックなスタイルで対抗していきます。ジャンルに捉われない多種多様なトリックや、スポーツを感じさせないカジュアルさが革新を起こし、このバトルは後のフリースタイルフットボール界に多大なる影響を与えました。

最後はSeanが優勝を果たし、横田陽介は世界2位となりましたが、帰国後はメディアにも出演して大きな反響を呼び、その功績は国内外で今もなお語り継がれています。

投稿者プロフィール

Hiromu Tanaka
Hiromu Tanaka
中学生からフリースタイルフットボールを始め、大会やパフォーマンスなどに積極的に参加。現在はフリーランスで、スポーツを中心に様々なWebコンテンツを配信。JF3の運営をはじめ、フリースタイルフットボール界を盛り上げるべく、多岐に渡る活動を行っている。