JFFC 2018のジャッジ基準について

こんにちは、日本フリースタイルフットボール連盟(JF3)代表の横田陽介です。

まず、今年もスポンサードしていただく皆さまや、毎年楽しみにしてくださる選手、そしてスタッフと、多くの方々の協力があってJFFC 2018
supported by CHIMERA TV&GAMESを開催できる運びとなりました。いつもありがとうございます。

 

さて、今回は選手からちらほらと聞こえてくる「ジャッジ基準」について説明します。この大会は、2015年の初回から一貫して「世界で戦える日本人」を選ぶことを目的としています。

それに伴い、今までのジャッジ陣は1人の例外なく世界大会での経験が豊富で、世界での戦いを見据えたジャッジができる人物を招へいしています。毎回ジャッジの選定には苦労していますが、その分、彼らに任せておけば間違いないと思えるだけの信頼があります。

以下に述べるJFFCに一貫するジャッジ基準は、それだけの充実したジャッジを招へいできているからこそ成り立つ基準だと、前置きした上で話を進めたいと思います。

 

さて、今大会のジャッジ基準は、前大会と同様になります。その基準は至って単純で「より世界で結果を残せそうな選手」、これだけです。

ただし、世界で結果を残すためには想像以上に複雑で、多くの要素が絡んでくるでしょう。そこで、ジャッジ一人一人は自身の世界大会での経験やジャッジ基準、シーンのトレンドなど、あらゆる要素を吟味した上で、完全なる主観によって判断します。

 

分かりやすく具体例を挙げます。

私、横田陽介がジャッジを担当したとして、個人的にはA選手の方が難易度も高く、オリジナリティもありクリエイティブでカッコよかった。尚かつA選手の方が会場を盛り上げたとしましょう。

それでも、B選手のほうが世界大会で勝てる演技をしたと感じたら、私がいくら良いと思ってもA選手には旗を上げずに、B選手に上げます。

 

最近、WFFA(世界フリースタイルフットボール協会)から新しいジャッジシステムが発表されました。

今大会で勝った先にあるRed Bull Street Style World Finalでは、このシステムが採用されるであろうと予想されます。JFFCではこのシステムを導入することはしませんが、以上の理由からジャッジ陣は、このシステムのことを念頭においてジャッジします。

 

もしも私の説明が不十分で、納得がいかない点があった場合は、お気軽にお問い合わせください。

いよいよ今週末に予選大会がスタートします。選手の皆さん、頑張ってください。それでは会場でお会いしましょう。

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投稿者プロフィール

Yosuke Yokota
Yosuke Yokota
2008年に世界大会「Red Bull Street Style」で準優勝を果たしたフリースタイルフットボール界のパイオニア。現在はリーダーを務めるBall Beat Crewで幅広くパフォーマンスを行うほか、JF3や株式会社Ball Beatの代表を務め、シーンを牽引し続けている。

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