フットバッグの世界では通説。“サイドウェイ”は天才肌が多い!?

直径約5cmのバッグ(ボール)を足で扱って、技を繰り出す「フットバッグ」。7月に行われた世界大会では、日本の石田太志が2部門で優勝を果たし、話題を呼んだ。

フリースタイルフットボールの技の名前は、フットバッグ由来のものが数多く存在する。アラウンド・ザ・ワールドやレッグオーバー、ミラージュなど、大半の技名はフットバッグを参考に名付けられている。

 

このように、フリースタイルフットボールと密接な関係にあるフットバッグだが、「サイドウェイ」という用語はご存知だろうか。

サイドウェイは、フットバッグでは、トーストールとクリッパーで得意な足が違う人のことを差す。フリースタイルフットボールでいえば、例えばリフティングは右利きだが、クリッパーストールは左利きの人は、サイドウェイということになる。

 

フットバッグにおいて、サイドウェイの選手は「天才肌が多い」と言われているが、フリースタイルフットボールではどうだろうか。

 

8月4日(土)に開催した「JFFC 2018 supported by CHIMERA TV&GAMES 決勝大会」に出場した選手の中からピックアップすると、うっしー、yuri_kamalio、Ama、Canata、KU-TA、LYU、Hiro-Kらがサイドウェイだった。

 

また、JFFCのオーガナイザーを務めている横田陽介もサイドウェイである。その他には、日本ではOchio、YASU、海外ではPWG、Seanなども該当する。

 

このように名前を並べてみると、たしかにサイドウェイは天才肌が多いと言われても不思議ではないように思える。

なお、リフティングとクリッパーストールの利き足が同じ人は「ビッグフット」と呼ばれる。フットバッグ、フリースタイルフットボールともに、サイドウェイに比べて、やはりビッグフットの割合のほうが大きい。

 

ビッグフットだからこそできるフローはあるが、サイドウェイにしかできないフローもある。両者は一長一短だが、このように様々なタイプの選手がいることからも、フリースタイルフットボールの奥深さが感じられる。

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投稿者プロフィール

Hiromu Tanaka
Hiromu Tanaka
中学生からフリースタイルフットボールを始め、大会やパフォーマンスなどに積極的に参加。現在はフリーランスで、スポーツを中心に様々なWebコンテンツを配信。JF3の運営をはじめ、フリースタイルフットボール界を盛り上げるべく、多岐に渡る活動を行っている。

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