JFFC決勝大会がまもなく開催!注目対決と優勝予想は...?
8月4日(土)にJFFC 2018 supported by CHIMERA TV&GAMES決勝大会が開催する。予選大会を通過した28人に、JF3ランキングの上位4人を加え、総勢32人で日本一の座を争う。
決勝大会を制した選手は、11月に開催されるRed Bull Street Style World Finalに日本代表として出場する。今年は“フリースタイルフットボール最強国”との呼び声も高いポーランドが開催国となっており、選手のモチベーションもより一層高いのではないだろうか。
予選大会では、JFFC初代王者のKU-TAが一次予選で敗れたものの、最後は苦しみながらも二次予選で決勝大会進出を決めた。更には、初代大会から3年連続でベスト16の成績を残していたSeijiが予選で敗退するなど、今年は“常連”が苦しんでいる姿も見られた。
その背景には若手の躍動があった。決勝大会に出場する32人中、実に13人は初のベスト32進出で、大会での目立った成績を持たない選手も多い。
一方で、前回大会王者のYoをはじめ、歴代の日本王者6人が名を連ねるなど、実力者も揃っている。そんな新旧フリースタイラーが集う今大会における、注目の対戦カードと優勝予想を明かす。
注目の対戦カード
①Ibuki vs うっしー
昨年のトップ32でも実現した屈指の好カード。昨年はうっしーが勝利して勢いを得ると、トップ16ではTokuraを相手にジャイアントキリングを果たした。
同年代で圧倒的なスキルの高さを誇る2人による、エンターテイメント性の強いバトルに注目が集まる。
②Canata vs Daikichi
JFFCにおいてCanataは、2015年に準優勝、2016年に4位という好成績を残した。2017年こそベスト32に終わったが、大舞台での勝負強さを誇っている。
一方のDaikichiは、現役高校生ながら確かな実力を持ち、今年からはBall Beat Crewのメンバーにも加入するなど、その勢いは止まらない。
ダンサブルなスタイルを武器とする2人による、躍動感あるバトルを期待したい。
③KU-TA vs Syo-ta
ArtiSTAREの2人による同胞対決。初期メンバーのKU-TAが経験値の差を見せつけるか、昨年10月に加入したSyo-taが先輩の背中を超えていくか。
互いに昨年はベスト32で敗退しているだけに、まずは初戦を突破したい気持ちが強いはず。
④ADACHINHO vs Hiro-K
4年連続の決勝大会出場となる2人による、常連対決となる。
2年連続でベスト16入りを果たしているACACHINHOに対して、下馬評では2年連続で表彰台に上っているHiro-Kの方が有利と見られる。
優勝予想
筆者はYoのJFFC史上初となる2連覇を予想する。
Yoは2月に自国開催のDAZN World Freestyle Mastersで、周囲の期待を背負いながらも初戦敗退に終わった。その時の悔しさを糧に、フィジカル面を中心に自分のスタイルを見つめ直し、世界に照準を向けてトレーニングを積んできた。
JFFCは「世界で戦える日本人」を決める大会である。Yoは日本人で世界レベルに最も近いエアームーブのスキルを誇っており、尚かつシッティングやアッパーのオリジナリティも持ち合わせている。
技のバリエーションもさることながら、その安定感やスピードにも磨きをかけており、隙のないフリースタイラーになりつつある。
昨年8月にチェコで開催されたSUPER BALL 2017
トップ16では、KazaneとのAir Techinician勢による同胞対決が予想される。もし仮にKazaneに勝利した場合、トップ8からは相棒の悔しさも背負って戦うことになる。そうなれば、より優勝へのモチベーションも高くなるのではないだろうか。
対抗馬の筆頭はKo-suke、Hiro-Kの2人か。2012年世界王者・Tokuraの復活と、Ibuki、うっしー、Daikichiらの下克上にも期待がかかる。
JFFC 2018 supported by CHIMERA TV&GAMES 決勝大会
日時:8月4日(土)11:30〜17:00
会場:越谷イオンレイクタウン
出場選手:7/14および28の予選大会を勝ち抜いた各14選手+シード4選手(Ko-suke、Yo、Hiro-K、Nao)
※JF3ランキングの4位以内にシード権を付与
投稿者プロフィール
- 中学生からフリースタイルフットボールを始め、大会やパフォーマンスなどに積極的に参加。現在はフリーランスで、スポーツを中心に様々なWebコンテンツを配信。JF3の運営をはじめ、フリースタイルフットボール界を盛り上げるべく、多岐に渡る活動を行っている。
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