世界最大規模の大会「SUPER BALL 2017」が、8月20日（日）にチェコ・プラハで開幕！

日本人選手も数多く出場する同大会の注目ポイントを徹底解説します。

SUPER BALLとは？

SUPER BALLは、国際フリースタイルフットボール連盟（F3）が主催する世界大会です。サッカー界のワールドカップともいえる「Red Bull Street Style」と並び、フリースタイルフットボール界の2大大会として権威を誇っています。

ヨーロッパを中心に世界中のフリースタイラーが集い、近年は日本人選手も数多く出場しています。2015年大会ではALEG-Reが「Double Routine部門」で優勝、2016年大会ではYoが「Battle部門」で個人戦の日本人最高位となるベスト8に輝きました。

主な部門

○Battle

3分間で2人のプレイヤーが30秒ずつ交互に技を披露し、技の難易度やオリジナリティを競い合う。

○Routine

3分間で1人のプレイヤーが技を披露し、全体の完成度を競い合う。

○Double Routine

3分間で2人1組のチームが技を披露し、全体の完成度を競い合う。

○Sick three

エアームーブの3コンボのみで技の難易度を競い合う。

○Show Flow

30秒間で1人のプレイヤーが、アッパー、シッティング、エアームーブの3ジャンルを披露し、全体の完成度を競い合う。

○Challenge

あらかじめ用意されたエアームーブのお題にチャレンジ。徐々に難易度が上がっていき、最後まで残ったプレイヤーが優勝となる。

○Iron Man

5人のプレイヤーが同時にエアームーブを始め、そのコンボ数を競い合う。

→各部門の詳しいルールはこちら（英語）

注目の日本人プレイヤー

Yo

JFFC 2017で優勝を果たした現日本チャンピオン。7月には、F3ランキング上位が集った世界大会「Carabao Feestyle Football World Cup」で準優勝を果たした。

今大会では、Battle部門での優勝を目標に掲げている。

Hiro-K

2014年日本王者。4月には、ヨーロッパの強豪が数多く集った世界大会「Footstyle Cup 2017」で優勝を果たした。

前回大会では、hyphens（Hiro-k&Ko-suke）としてDouble Routine部門に出場し、4位の成績を残している。

ALEG-Re

2005年結成。前回大会では、Double Routine部門でYOSSHI&YU-Jが3位、Routine部門でYOSSHIが2位の成績を残している。

今大会では、2015年に優勝を果たしたDouble Routine部門のほか、計4部門に出場する。

Double Routine部門：YOSSHI&YU-J
Routine部門：YOSSHI、i-zu
Show Flow部門：i-zu
Ironman部門：YU-J

見どころ

SUPER BALLは、日本フリースタイルフットボール界のエンターテインメント性の高さに相反して、より“スポーツ性”の高い大会といえます。

特にヨーロッパや南米のプレイヤーは、身体能力を生かした難易度の高いエアームーブやパワームーブ（アクロバット）を次々と披露します。それに対して、日本のプレイヤーはジャンルに捉われず、オリジナリティのあるスタイルを創造することで世界に存在感を示してきました。

スポーツ性の強いSUPER BALLで、日本人がどれだけ“エンターテインメント性”で勝ち進んでいけるのか。それと同時に、日本のエアームーバーにとっては、海外の並外れた身体能力のプレイヤーたちにどれだけ対抗できるのか。世界トップレベルの大会で繰り広げられる熱いバトルを、ぜひお楽しみください。

→ライブストリーミングはこちら

SUPER BALL 2017

日程：8月20日（日）〜26日（土）

場所：チェコ（プラハ）

HP：https://www.superball.name/

大会公式SNS

Twitter：@SuperBallLive

Facebook：Super Ball

YouTube：SuperBallOfficial

前回大会ダイジェスト

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投稿者プロフィール

Hiromu Tanaka

中学生からフリースタイルフットボールを始め、大会やパフォーマンスなどに積極的に参加。現在はフリーランスで、スポーツを中心に様々なWebコンテンツを配信。JF3の運営をはじめ、フリースタイルフットボール界を盛り上げるべく、多岐に渡る活動を行っている。

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